ブラジャーのお直し

私は、お客様から様々なアイテムのお直しの依頼を受けます。意外にもにも、下着や水着のお直しもあります。今日はブラジャーのお直しをご紹介します。

ブラジャー

ブラジャーのサイズは、アンダーバストが基準で表記されています。例えば、70Cとか75Bなど、アンダーバストのサイズが5cmピッチになっています。5cmって結構大きなサイズ差ですよね。後ろにサイズ調整できるホックが3列、1~1.5cmピッチでついているものが多いです。しかし、上の写真のブラジャーのように、ストレッチレースの生地だと、だんだん伸びてきてしまって、ゆるく感じてしまいます。アンダーバストがしっかりとサイズが合っていないと、手をあげた時や、ちょっと動いた時にずれてしまい、肩ひもにも影響がでます。

縫い込み

つめる寸法にもよりますが、ブラジャー本体をつめる方法が、裏から縫い込む方法があります。写真は後ろの左右両方で2cmずつ縫い込んでいます。

表

表に返して、縫い代を抑え、ステッチをかけています。

スプリングホック

もう一つ、スプリングホックという附属を追加で縫い付ける方法があります。大きさや素材、色が何種類かあります。もともとのブラジャーについているものに近いものを選びます。

シルバーホック

オス、メスとよばれ、形状が違うものが1組です。今回は写真左のメスを使います。ホック付け

2個縫い付けて完成です。このスプリングホックは、縫い付ける部分がしっかりとした厚みのある生地に縫い付けないといけません。レース部分に縫い付けると、力がかかって引っ張られると、レースに穴があいたり、切れてしまいますので注意しましょう。

ミシンを持っていない方は、このスプリングホックを縫い付けて、アンダーバストの調整をしてみてください。

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