前回のテディベア教室で作った、お仲間で写真撮影!7体同じキットで作ったにもかかわらず、個性が出ていますね。顔の表情はもちろん、つけている小物や服で、だいぶ印象が変わります。特に目の位置や、鼻の刺繍の形、大きさ、そして鼻の下の長さ、口の角度でこんなにちがうんですね。
今回のお教室は3回目です。2体目のベアの型紙作りまでが、宿題でした。5mmの縫い代付きの型紙です。
今日は、生地の毛並み方向をしっかり確認して、生地を裏返します。型紙に書かれた、地の目(→矢印)を一方方向に置き、マーキングです。左右の方向もしっかり確認!
裁断する前に重要な印も確認。綿を入れるための「開き口」、縫い合わせに合印となる「ノッチ」、そして、「ジョイント」というパーツを差し込む位置に×印を忘れずに記入しました。
先生にマーキングのチェックをしていただき、早速慎重に裁断です。モヘアの毛足をバチッと切らないように、ハサミの先を使って少しづつ裁断を進めます。
次はいよいよ、縫う作業です。縫い代5mmで、半返し縫いをします。本当はミシンで縫いたいのですが、お教室には、ミシンがないので手縫いですすめます。合印をしっかり合わせて縫わないと、ずれていくので要注意です。頭は3パーツで出来ていて、カーブと直線縫いは難しいです。縫い始めと、縫い終わりはしっかりと返し縫いをしました。今回は、顔、耳の縫製までで、お教室は終了です。
この本は、お教室にある、たくさんのテディベアに関する本の中の1冊です。1990年代に発行された、実物大型紙付きの本です。表紙は、ちっちゃなテディベアから、うさぎ、おさるさんまで並んでいて、とっても可愛いですね。
早速、自己流でミニベアを家で作ってみました。身長は15cmくらいです。座ると、11cmになります。サイズが小さいと、縫う距離は短いのですが、パーツをひっくり返すことや、ジョイントの付け方が本当に大変です。特に今回使用した生地は、毛足が2cmと長いので顔と耳は少しトリミングをしました。
本には身長10cm以下のベアの型紙が載っていました。またの機会にミニチュアベアを是非、作ってみようと思います。テディベア1体作るには、時間と根気が必要だとつくづく実感しています。でも、出来上がった時に味わえる、達成感はひとしおです。