雑巾の作り方

本日は、雑巾の作り方をご紹介します。雑巾なんて今さら…100円ショップやホームセンターで買えるでしょ…という声が聞こえてきそうですね。使い捨てのペーパータオル派の方が多いのも事実です。しかし、実際に「雑巾を作って下さい!」という依頼があります。理由は様々です。頂きもののタオルがたくさんあって、雑巾にしたいという方。そしてミシンがないし、手縫いは億劫という理由。子供の保育園、学校での提出物で、サイズ指定の雑巾。使い古しで、ゴワゴワになったタオルを捨てられないから。様々な理由でお金をかけて作ってもいい、というお客様です。

たかが雑巾、されど雑巾です。お持ち込みいただいたフェイスタオルを半分に切り、2枚の雑巾を作る作業は、ジーンズの丈つめと同じくらいの時間がかかります。なので、当然1000円前後の価格設定のお直し屋さんが多いです。「えっ、雑巾が1000円?」と思いますよね。ではご自分で手作りしましょう。

タオルを半分にカット

まず、フェイスタオルを半分にカットします。文鎮や何か重りになるものを置くとずれなくて、切りやすいです。タオルを切ると、ボロボロと繊維が出てきますので、下にカッティングボードか何かシートを置くと片付けが楽です。私はシャークのハンディクリーナーを使って、糸くずや埃を常に取れるように、作業部屋に置いています。

端をアイロン

カットした方を1cmくらい折り、アイロンをかけます。この時、タオルを伸ばさないように注意!

タオル端を縫うタオルの端側を上にし、アイロンで折った方を下にして重ねます。まち針で何ヶ所かとめて、端から2mmくらいのところを縫います。タオルの角は厚くなっているので、ミシンのかけ始めはゆっくりと、返し縫いをします。目打ちを使い、生地を奥側へ送るようにするとスムーズに縫えます。

バッテン

外周を縫ったら、今度は対角線を縫います。通称「バッテン縫い」と言っています。バッテンの中心に、消えるチャコペン印や、まち針をつけておくと目安にして縫います。

紐付き

角にリボンや紐などを縫い込むと、名前が書けたり、フックにかける時に便利です。

ワイパー

我が家では、使い捨てのペーパーワイパーの代わりにタオル雑巾を使っています。横幅が少しはみ出して大きいですが、隙間にも押し当てて綺麗に拭けます。ドライでもウェットでもOKですし、なんといってもエコです。皆さんも試してみて下さい。

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