こんにちは、今日は帆布(ハンプ)という生地でプランターカバーの作り方をご紹介します。
これは、我が家のリビングの一角に置く「ドラセナ」という観葉植物です。別名、「幸福の木」です。引越し祝いでいただいた時より、ずいぶんと葉が大きくなり、新しい葉もどんどん増えています。アンバランスになってきた、この白いプラスティックのプランター、前からちょっと気になっていました。陶器に移し替えるのもいいのですが、陶器はけっこう重いですよね。陶器だと、お掃除の時にずらすのが大変。そこで、プランターカバーを作ることにしました。
帆布(ハンプ)とは、綿や麻で織られた平織りのとっても丈夫な厚手の生地です。別名「キャンバス生地」とも言われます。よく、トートバッグや、クッションカバーにも使われています。今回、グレーの綿100%の帆布を側面に、紺のデニム生地を底面に使い、紺の持ち手、タグを用意して早速プランターのサイズを測り、型紙を作り裁断しました。縫い代は全て1cmです。
プランターカバーですが、バッグとしても使えるように、タグをアクセントに縫い付けました。画家のゴッホの名言、「何かに挑戦する勇気を持たなかったら、一体どんな人生だろうか?」です。何か、新しいことを始める勇気がもらえる気がしませんか?これ、手芸店で見つけました。
両脇を縫い、縫い代を少しカットして、袋縫いします。
底と側面を縫い合わせます。底が円なのでしっかりとまち針をつけます。直線と曲線を縫い合わせるのって結構大変です。縫い代を伸ばさないように、目打ちを使って生地を送りながら縫います。
底が付いたらこんな感じです。
底の縫い代端をパイピングします。ロックミシンでもOKです。
次に上部、見返しの両端を縫って、縫い代をアイロンで割ります。
通常、見返しは内側につくものですが、あえて今回は外側に見返しを見せるように縫いました。持ち手を見返しの下側に挟み、まち針で止めます。
上端と、持ち手を挟んだ下側にコバステッチ(端1〜2mmくらい)をかけます。
バケツのようなバッグ?になりました。持ち手はあえて上端まで縫わなかったので、下向きに垂れています。
プランターカバーの出来上がり!ホームセンターにも売っていますが、ご自宅の観葉植物に、プランターカバーを作ってみてはどうでしょうか。