本日はジーンズの丈つめのお話。お直し店に持ち込まれるもので一番多いのがパンツの丈直しです。中でも多いのがジーンズの丈つめです。コロナ以前はスーツのスラックスも多かったのですが、リモートワークや仕事用の服がカジュアル化してきて、減った感じがします。
買ったジーンズが長くて、裾をロールアップしたままにしていませんか?履くたびに、折り上げて内側にごみがたまっていませんか?
最近は服をネットで買う人が増え、試着をせず丈つめをしないまま履いている人が多いようです。以前、海外サイトで高級ブランドのジーンズを買って、1年以上も経ってから何本もジーンズを持ち込まれた方がいました。せっかく買ったのに履かないままではもったいないですね。まさに”タンスの肥やし”です。
裾が擦り切れていませんか?自分の好きなぴったりサイズに丈つめをしましょう!
せっかく丈つめをするなら、裾のステッチの幅を変えてみてはどうでしょうか?基本的にはオリジナルのステッチ幅にするのですが、上の写真のように8mm〜20mmと変えると印象が変わります。私はジーンズの裾幅や雰囲気、好みを考えてお客様にアドバイスをしています。
裏側もステッチ幅によって変わりますので、ひと折した時に表に見える感じが変わります。特にシーンズは表と裏の生地の色が違うことと、縫う糸の色も生地と同色ではないので裾のステッチが目立ちます。普段気にしなかった方も今度パンツの丈つめをする時は、ステッチ幅を考えてみてはどうでしょうか。
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