ロックミシンでTシャツの袖幅つめ

今日は、ロックミシンでTシャツの袖幅つめをご紹介します。袖幅身幅は細身なのに、袖口が広いこのTシャツ。張りのあるTシャツの中でも厚手なので、袖幅が気になります。

着用時着ると、こんな感じです。袖下で詰めようと思います。

袖下ピンピン印のところをつめます。

袖下縫い

裏にしてまずは、直線ミシンでつめる分量を確認します。

ミシン縫いで確認

実際、着用してみます。

着用

写真右側が詰めた方です。袖口が左と比べると、だいぶ二の腕に近くなっているのがわかります。

ロックミシン

袖下の脇まで縫い代をカットし、ロックミシンをかけます。

ロック糸始末ロックミシンをかけたら、少し長めに糸を残します。この糸は結ばず、縫い代にもぐらせます。

表に返してステッチ表に返して、ロックミシン幅の縫い代を後ろに倒して抑えミシンをかけます。

比較もともとの袖口幅を比べるとこんな感じです。

衣縫人私が使っているのは、このロックミシン。ベビーロックの「衣縫人BL54」です。

ロック3本、4本上が1本針3本糸で、下が2本針4本糸で縁かがりしたものです。Tシャツなどのカットソー生地は4本糸で縫われているものが多いです。ストレッチ素材は、縫い代を伸ばさないように、差動レバーで縫い代を少し縮ませながら縫います。

ロックミシンは糸かけが面倒!って思っている方が多いと思います。でもこの「衣縫人」は、自動エア糸通しなので安心です。私はもう一台、衣縫人を持っています。差動レバーで縮めたり、伸ばしたりして様々な素材に対応できます。巻きロックも出来るので、スカートの裾やフリルが綺麗に仕上げられます。

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