こちらは、ジュリアーノ・フジワラのパンツです。メンズですが、自分用に古着を購入したものです。最近はユニセックスで気に入れば購入する人も多いと思います。少しサイズが合わなくてもオーバーサイズで着る、裾はロールアップしてはくという人もいます。
しかし、パンツのウエストは大きくても小さくても気になりますよね。太ったり、痩せたり。腰履きする、ジャストウエストではく。ベルトをする、しない。ゴムが入っている、ヒモで調節するなどいろいろです。
一番簡単に出来るサイズ直しは、前のボタン位置を変えることです。食後、苦しくなるとボタンを外して楽になりますよね。上着やベルトで隠れて見えない場所なので1cmくらいは大丈夫。しかしそれ以上となると縫い代を広げるのが一般的なお直しです。
通常、メンズパンツには後中心の縫い代が多めについています。ただしジーンズやチノパンなどカジュアルなものにはついていません。
後中心を縫い直します。広げたいウエスト寸法が1cmなら、半分の0.5cm現状の縫い目の外側をしっかり二度縫います。もともとの縫い目をほどいて、アイロンで縫い代を割ります。最後にウエスト内側に付いているマーベルト下端と後ろ中心の縫い代をまつります。
内側の写真です。
表側の写真です。
生地によってはオリジナルの縫い目の針あとが目立ちます。洗濯していくうちに目立たなくはなりますが、気になる方は上着で隠すか、ダイエットして痩せてからはくか、要検討です。
お直し屋さんに持って行く場合は、ウエストを最大どれくらい出せるか、詰められるか、針あとが目立つかなど事前に聞いてみましょう。
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