目打ち

目打ち
本日は洋裁用具で欠かせない1本で何役もこなす、目打ちをご紹介します。写真は私が長年愛用しているCLOVER(クロバー)の目打ちです。
以前は、学生の頃から使っていた持つ所が木製の目打ちでしたが、このCLOVERの目打ちに出会ってからはこれ1択です。ミシン台ごとに1つ置いています。
使いやすい理由は、持つ所に赤い滑り止めがあることです。そして先端が少し小丸になっていて、布や糸を傷つけにくい形状だからです。下の写真のように経年劣化で持ち手の色が変化していますが機能には問題なしです。
目打ち4本
使い方はたくさんありますが、主なものが下記の用途です。
1、布に穴をあけ、印にする。(ベルトの穴あけ時、ドットボタンの印など)
2、ミシン縫いで布を送る。
3、ギャザーを寄せながら縫う、または寄せたギャザーを整えながら縫う。
4、縫い目をほどく時に糸を引っ張り出す。
5、角をきれいにだす。(前端、衿先やカフスの角出しなど)
目打ち布送り
目打ちを布の右側に当て、送りながら縫います。
ほどく
縫い目をほどく時に小バサミで切った後、目打ちで糸をすくい引っ張ります。
角を出す
ティッシュケースの角の縫い代を直角に裏でたたんで、表に返して整えます。目打ちでさらに角をきれいに出します。

この目打ち様には感謝、感謝の気持ちで使っています。

 

 

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